自信を持つことと、独りよがりになることは違いますよね。

こんにちは。

スモールジム浅草橋本店です。

 

この1~2か月で都心部に新しくできた○○ヒルズなどの

総合施設?のようなものにいくつか足を運んでみました。

 

特に渋谷や新宿は2025年現在、凄まじい再開発ラッシュで

高層ビルをどんどん建設中です。

もう2年くらいもすれば超高層ビルとその中に入るオフィスや

飲食店などで街そのものが変ったことが実感できるようになると思われます。

 

そういった高層ビルが立ち並ぶ総合エリアに行ってみたのですが、

そのエリアに出店している飲食店や雑貨店などは

やはりどれも金額が高めになっているんですよね。

そんなの当たり前と言われればそれまでですし、テナントの家賃や人件費などを考慮するとそれなりの値段に価格を設定しないといけないのは当然です。

 

消費者心理でもその辺を理解できるのですが、

やっぱりそれにしても「高いな~」と感じてしまうんです。

やはり多くの人がそう思おうのか、そういった総合エリア・総合施設には、日曜日にも関わらず訪れている人が少なくて、タイミングによっては閑散としていると言ってもいいくらいなんです。

 

各お店が扱っている商品は独創的で面白いし、

飲食店なども「敢えてここあぐらで座るイスにしている」など、変化を加えて面白くしてるんですが、それが逆に気取ったような感じになってしまって来場者がなじんでいない様子でした。

 

良いものを作ろう・提供しよう

おしゃれな感じにしよう・凝ったデザインにしよう

といった意識は感じられるんですが、そこに意識が行きすぎると「消費者心理」というものに目が行かなくなってしまいますね。

 

「自分たちはとても価値があるものを提供してるのだ!」

と自信を持つことはいいのですが、だからといって自分たちの商品を

一般的な市場価値から乖離しすぎた金額に価格設定してしまうと

それはただの独りよがりでしかありません。

 

「この金額で売られてるけど、まあそれでもチョコレートでしょ・・・」

「少し場所を変わればほぼ同じ味で安い店があるしな・・・」

といった感覚になってしまうお店ばかりだったんですね。

 

「価値」や「費用対効果」、あるいは「市場価値と適正価格」

といったものについて考えることができました。