好きなものほど抑え気味に。

こんにちは。

スモールジム浅草橋本店です。

 

ジムという仕事柄か会員の皆さんから

色々と学ばせていただくことが本当に多いです。

今回の記事テーマ「好きなものほど抑え気味に」も同じく、

会員の方からお話しいただいた見事な表現です。

 

人間というのは、好きなこと・心地よいこと・楽なこと・気持ちの良いこと

といったことには実に意欲的、積極的になります。

人から言われなくても自分でどんどんやってしまうようになるので

それがプラスに働くときもあればマイナスになってしまうこともあります。

 

例えば酒・たばこです。

それが心地よい・美味しい・楽しいという要素を感じる人は

まさにやめられない止まらないとなって、ひどい場合は依存症になってしまいます。

 

何かを集めることが楽しいと感じる人は

際限なくコレクションが続いてしまいますよね?

 

エスカレーターなんかも同じですね。

「楽なこと」には積極的になりますから、

どれだけ行列ができていてもエスカレーターに並びます。階段はいつもガラガラですよね。

不思議なのは「エスカレーターを歩いていく人」です。

歩くんだから、階段に行けばいいのに、なぜかエスカレーターを歩きます。

これも「楽」とか「快適」という要素があるからなんですね。

階段を上るよりも加速されるのでスイスイいけるから、

歩くにしてもエスカレーターを歩いて登っていくわけです。

 

エスカレーター、あるいはエレベーターに慣れてしまうと

もう階段なんて面倒で使わなくなります。

1階から2階に上がるだけでエレベーターという人もいますし

「この程度の階段なんだから歩いていけばいいのに」という程度でもエレベーターに行列ができます。

 

スポーツや習い事などは

「好き」とかそこに「楽しさ・心地よさ」などを感じる場合はどんどんやりますね。

何かが上達するにはそれが好きだ・楽しい・面白いと感じられるものかどうかが非常に重要です。

これはポジティブに作用する面ですが、

なにか特定の食品が好きになり、そればかり食べ続けてしまうとか

前述のように「楽」を追及しすぎてエスカレーターばかり

という生活になってしまうのは「好きなもの」のマイナスインパクトになります。

 

「自分が好きなものほど抑え気味に」

このくらいの感覚でいて間違いないでしょう。