こんにちは。
スモールジム浅草橋本店の森岡です。
今月は今日まで18日間連続で東京では雨が降っていない
ということで、気持ちよい晴れの日が続いていますが
さすがにものすごく乾燥しますね・・・。
夏の時期には「熱中症に注意を!」ということで
盛んに水分摂取の摂取を心がけましょう!というアナウンスがいたるところでなされていましたが、実はそれってどうなんだろう?と疑問に感じることもあります。
熱中症対策の一番の重要点は「暑さを避けること」です。
これ以外にありません。
水分を摂取するというのも間違いではありませんが、その理由は
汗をかいて水分(とミネラル)が多量に排出されてしまうから、です。
では、汗をかくのはなぜかと言えば「体温を下げよう」と無意識に体が起こすため
体温調整のための反応ですよね。
ということは、です。
水分を摂るというのは体温調整のための発汗の原料となる成分を摂るということで、
直接的に体温を下げる行為ではありませんし、暑さから逃れる行為ではありません。
水をとっても体温を下げ続けようとするための体力を出し続けてしまうことになります。
むしろ、積極的に水分摂取が必要なのは今のような冬の乾燥する時期です。
加湿器をかけていたり、濡れタオルを部屋にぶら下げている方も
いらっしゃるかともいますが、直接のどが渇いた感覚は少ないものの
乾燥していれば自然と水分の必要度が高まるはずです。
顔や指先なども明らかにカサカサになってきますし
乾燥肌で色々なところが痒くなったりもしますよね。
乾燥はそれだけでウイルスが飛散しやすくなりますし
粘膜が渇けばそれらに感染しやすくもなるわけです。
夏以上に、むしろ今こそ積極的な水分摂取を意識しましょう!