こんにちは。
スモールジム浅草橋本店です。
「今週はみんなで歩く”歩こう週間”です!
1日1万歩を目標に歩いてみましょう!」という声掛けをすると、
一定数の人は「よし!やってみるか!」とスイッチが入り行動を起こします。
さらに「1日1万歩できた方には商品券をプレゼントします!」
など特典(すごーくかっこつけて言えばインセンティブ)をつけると
また一定数の人が「よし!それならやってみよう!」とスイッチが入り、歩くようになります。
何をどうやっても動かない人もいるのですが
たいていの人は「こういうことをやりますよ!」と声掛けすると
「それならば」と普段やらないことができるようになるのです。
運動習慣というのはまさしくそれと同じです。
簡単な運動、手軽にできるトレーニングや体操、その他健康法というのは本当にたくさんあります。その場で5分あればできるものが大半ですがほとんどの人がやりません。
「運動しなきゃな・・・」とか「体力が低下してきてやばいよな・・・」という自覚をしているにもかかわらず、自分で気持ちを切り替えて運動をすることができないのです。
ところが
自分以外の誰か(それも家族以外の誰か)に「やるぞ!」と言われると
あるいは
「こういうことをやってみましょう!」などという条件設定をされると
多くの人が意識を変えることができるようになり、運動をするようになるのです。
そしてやりだすと、せっかくならばとしっかり息が切れるくらいのきついとことまでやってしまう人も続出するのです。
この「誰かに声をかけてもらう」というのがものすごい価値を持っているのです。
この部分を担うのが「トレーナー」なんです。
トレーニングのやり方、筋トレの方法というのは
細かなポイントはあれど大まかに言えば同じ動作を繰り返していくことになります。
野球やテニスで言えば素振り、バスケットボールやサッカーで言えばドリブル
に相当する基本の動きです。
ポイントとなるのはその基本を「やろう」というマインドに持っていくことです。
トレーナーの役割の大部分は「運動するぞ」という気持ちにさせること、
そのための「声掛けをする係り」を担当することなのです。