いきなり高い目標を掲げてしまうと、やる気の持続が難しくなる。

こんにちは。

スモールジム浅草橋本店の森岡です。

 

「優勝なんか一切目指しません」という

新庄剛志監督の記者会見での発言をご存知でしょうか?

どうせ目指すなら日本一だ!とばかりに気合いを入れてモチベーションを高めるのはいいのですが、

それをやってしまうと年間140前後もの試合を行う上でどうしても気持ちを高く維持し続けるのが難しくなってしまうので、それよりも一日一日・一試合一試合を確実にぬかりなく積み上げていく方がよいという考えから発せられた言葉です。

山を登っていく際に頂上を見ながら進んでいくのではなく、

足元を見ながら確実に一歩一歩進んでいくイメージですね。

 

個人的にもこの感覚というのは賛成ですし、ものすごく共感します。

 

ダイエットなどはまさにそれが当てはまります。

自分を動かす強い意欲や動機があって、それが持続できるならばいいのですが

痩せるぞ!と気合を入れてダイエット食を始めてみても

味気ない食事メニューがすぐに飽きてしまって続かない・・・ということはよくあります。

 

優勝やゴール(痩せた自分の姿)を強くイメージし続けることよりも

目の前の一試合(今食べる食事)に目を向ける方が上手くいきやすいです。

痩せたいならばここで食べるものはこれ!

どうしても甘いものを食べたいから、小さめの和菓子にして、

摂取カロリーを抑えるために揚げ物は控えよう!

昨日はちょっとルーズな食事になってしまったから今から行くお店はヘルシーなランチの店にしよう!というように、目の前のことに集中してそれを積みかさねていく、

そして後から振り返るとかなりの高さまで山を登ってきていた!と自覚するように

体が変化していたことに気が付く

 

というようにやるとダイエットは上手くいきやすいのです。

 

ダイエットに限らず、体力・筋力・柔軟性・心臓の強さなど

あらゆる「健康要素」というものは、大きな目標にチャレンジする精神ではなく

一日、一試合、一食、一つのメニューなどへ意識を向てけて行くことで自然と向上していくのです。