「タンパク質の摂りすぎで腎臓を壊したら怖い」と考える人の多くが、砂糖とアルコールと脂肪分を毎日欠かさないことのリスクを気にしていない。

こんにちは。

スモールジム浅草橋本店です。

 

ここ数年で急に「タンパク質の摂取」が注目されるようになり

それに反対するように「プロテインなんて毒だ!」

などという主張を展開する医師も出てきました。

 

 

「プロテインって飲んだ方が良いの?」

「ヘンな筋肉増強剤じゃないの?」

こういった質問はスモールジムに限らず、

トレーニング指導をしている人であれば頻繁にされる質問ではないかと思います。

 

トレーニング指導している人であれば

「プロテインとは”たんぱく質”をただ英語でカッコよく言っているだけです

水をウォーターと呼ぶのと同じで、変な薬ではありません」

とか

「プロテインは飲んだ方が良いというか便利だから使った方がいいですよ

普段の1日3食の中で充分にたんぱく質の摂取ができるかは結構難しいので」

といった回答をもう何回もしてきたことだと思います。

(私もそうです)

 

ただ、こういった質問をされる方はやはり何か抵抗感が拭えず、

プロテインを敬遠される傾向にありますね。

そしてその理由に最も多いのが「タンパク質を過剰に摂取してしまうのではないか?」ということに何か恐怖を感じてしまう点です。

薬の過剰投与にも似た感覚でしょうか。

 

確かにタンパク質の過剰摂取は肝臓や腎臓に負担をかけますので

体に悪影響を及ぼすことになりますが、タンパク質に限らず

それこそ水でも過剰に飲むことは人体にとっては有害です。

どんな栄養素でも取り過ぎは良くありません。

 

ただ、私から言わせれば「タンパク質の過剰摂取」を気にする方の多くが

「砂糖とアルコール」を日常的に摂取し続けている=過剰摂取になっていると思います。

朝はトースト、昼は外食かコンビニでやはりパンかおにぎり、

夜は自宅で一般的な和食という3食だと明らかに糖質が過剰になっていますし

仮にそこにファストフード店を利用して○○バーガーと甘いジュース系の飲み物を注文したとすると砂糖の摂取量が過剰なんてものじゃないくらいの量になってしまいます。

 

それに加えて何かしらのお酒を毎日飲む、行きつけの飲み屋さんがあって毎日利用する

といった習慣があると砂糖たっぷりの食習慣に加えてアルコールも毎日摂取種していることになります。

 

仮にこういった食習慣が当てはまる場合は

タンパク質の過剰摂取を気にする前に、糖質とアルコールの過剰摂取を気にする方が良いでしょう。

そしてむしろタンパク質を意図的に摂るようにするくらいで栄養バランスが整うようになっていきます。