あらゆる体の症状は体系化して考えるとわかりやすい。

こんにちは。

スモールジム浅草橋本店です。

 

人体というものは本当に

絶妙なバランスの上に成り立っているものなので、

それが少し崩れるとあらゆる症状が現れてきます。

 

絶妙なバランスとは何かを考えると、ホルモンバランスがそれに該当します。

もっと細かく分析することもできますが

多くの場合はホルモンバランスの乱れが原因となってあらゆる症状が出ると考えて正解です。

明らかに特定の筋肉や関節を使い過ぎた(動かしすぎた)とか

反対に動かさなさ過ぎたということであればわかりやすいのですが

特に何かをしたわけではない、これが原因だろうと自覚するものがない不調

というものは、ホルモンバランスの乱れと考えておきましょう。

 

そうすると今度はホルモンバランスの乱れになったのは何か?を

考えていけばいいわけです。

 

まず考えてみるべきなのは「物理的な要素」です。

アルコール摂取量が増えた、ジャンクフードを食べる頻度や量が増えた

など、体内の環境を変える(負担をかける)物理的な要因が

これまで一定期間続いていなかったか?を思い返します。

先ほど書いた「動かしすぎた」「動かさなさすぎた」もこれに該当します。

暑さ・寒さ・湿度などもここに入りますね。

 

次に考えるのは「心理的な要素」です。

仕事量が増えて緊張状態がいつもより長く続くことがあった、

面倒な人に関わらなければならず神経が磨り減るようだった、

など「仕事のストレス」や「対人・人間関係のストレス」というものがこれにあたります。

 

この「物理的な要素」と「心理的な要素」を足し算あるいは掛け算すれば

ホルモンバランスの乱れを引き起こす要素が数値化されて見られるようになります。

※この場合の数値は好きな数字を当てはめてOK!

 

例えば

食事のメニューは栄養バランスに気をつけてサプリメントも意識して摂るようにしている

ということであっても

異常な暑さと湿気で毎日不快感が強く、仕事では常に面倒な上司にお伺いを立てないといけない

ならば

原因として思い当る節がない体の不調は、実は後者の方が原因になっており

それによってホルモンバランスが乱れた

と考えることができるわけです。

 

 

個別に「何がどうなって不調になっているんだろう?」と考えても、原因の個別特定というのは非常に困難で、ただ悩むだけになってしまいます。

体系化して考えると、けっこう腑に落ちるものですよ。